政治活動報告

市会議員の活動も皆様のご支援をいただきながら、人に優しいまちづくりを念頭に4年目の議会活動を務めさせていただいております。
ここで、令和元年〜令和5年現在までの主な活動をご報告すると共に、さらなるご支援を賜りたいと思います。

令和5年2月定例会  玉城せいごう一般質問 抜粋

令和5年2月に行われた佐倉市議会定例会より、一般質問の内容をご報告させていただきます。

■1.弓道場建設予定の経過について

【玉城せいごう市議】
西田市長は弓道連盟の方々と当選の暁には弓道場の建設を約束したそうですが、また私も以前にも質問しましたが市長から返事をいただいておりません。
市長のお考えをお伺いしたい。

【西田市長】
~~市内すべての体育施設のあり方を総合的に判断していく中で、弓道場の設備についても合わせ検討してまいります。

連盟の方には総合体育施設に弓道場を予定すると言っていながら、今更になって総合的に判断するとは「作るかどうかわからない」というニュアンスです。 平気で市民との約束を反故にするのでしょうか?
弓道連盟の方々と相談して今後も弓道場の設置を要請していきます。

■2.多目的広場駐車場の薄い対策について

【玉城せいごう市議】
西志津スポーツ等多目的広場の駐車場の雨水対策について伺いたい。

【健康推進部長】
これまで同様、今後も定期的に砂利を入れるなどの設備を行って参りたいと考えております。

【玉城せいごう市議】
砂利をいれるだけではだめです。

この駐車場については、前々から砂利を入れるだけでは直ぐに凸凹が出来て水溜まりになる。晴れれば砂埃が舞って近隣の迷惑になっている故、簡易舗装をする様に要請しているものです。 毎年の様に砂利入れを行っているが直ぐに窪みが出来、駐車場利用者は水溜まりで車からの出入りに苦労されています。この多目的広場は災害時の応急仮設住宅建設予定地でもあります。
今後共、適切な対応を要求していきます。

■3.学童通学路の踏切拡張工事の件

【玉城せいごう市議】
京成線2号4号踏切付近の安全対策についてと踏切内の歩行者通路拡張工事、時間帯通行止めについて伺いたい。

【土木部長】
京成電鉄と協議をいたしました。踏切部分の拡張と併せて前後の通路の拡幅が必要な為、莫大な費用と時間を要する事から困難であると判断しております。
時間帯通行止めについては、佐倉警察署に確認しましたところ周辺にお住いの方々の同意が重要な案件であり同意を集約いただくことが必要となっています。

現場を見れば分かりますが、道路幅に比べて踏切の入り口が狭くなっている為、歩行者が危険な状態になっているのです。踏切の入り口を広くして道路幅と同じ幅にすれば危険度はかなり下がります。
踏切で歩行者と車の接触事故が起きてからでは遅いのです。市は命と費用とどちらが大切なのか?
そもそも、危険個所の改善計画を立て、必要費用の予算計上をするのが当たり前。予算がないから時間がかかるからという理由で危険個所を放置するとの回答はあってはならない言動です。
今後共、安全な通学路整備に力を入れて活動します。

■4.防災訓練への市職員の派遣の件

【玉城せいごう市議】
地域防災訓練について~~~~~自治会単位小さな50名に対しても指導者の派遣は可能か。

【危機管理部長】
~~~~市といたしましてはも引き継き、地域の防災訓練等に積極的に職員を積極的に派遣いたしまして、市民の皆様の防災意識の向上に努めて参ります。

■5.応急仮設住宅建設予定地の件

【玉城せいごう市議】
応急仮設住宅建設について
西志津スポーツ等多目的広場は対象予定地になっているようですが、市民にわかりやすく具体的な内容をご説明して下さい。

【危機管理部長】
~~ご質問の西志津多目的施設用地につきましては、これらの条件をクリアする一団の土地として、また、災害時にも使用可能な井戸や、防災トイレを有している事から、応急仮設住宅の建設候補地に位置図けているものでございます。

【玉城せいごう市議】
佐倉市では西志津等多目的広場以外に幾つかあるのですか、お伺いいたします。

【危機管理部長】
西志津等多目的施設内に設置する応急仮設住宅の建設戸数は、一戸当たり29.7平米の住宅を207戸建設計画となっております。
~~ライフラインをはじめとする諸条件がありますので他の地域では仮設住宅建設予定地は決まっておりません。災害が生じた時に、利用目的が決まっていない共用地や都市公園を想定しているところでございます。

【玉城せいごう市議】
一か所しかないということですね。
学校や公民館等は1~2週間は大丈夫でしょうが長・中期になるわけです。1年・2年も長く生活住宅対策について市の見解を伺いたい。

【危機管理部長】
災害時応援協定に基づく移動式の宿泊やホテルを活用したり2次避難も考えられる公営住宅、民間賃貸住宅の一時借り上げなどの方法も考えられるところでございます。

【玉城せいごう市議】
何千人単位になる可能性もあるわけです。大規模災害を見越して、後から想定外でとなると困るわけです。今後の用地の拡充計画をお願いします。

市では「現在設住宅建設予定地を1箇所しか確保していない、他は災害が起きた時に対応する」との説明でした。過去の大規模災害が生じた時の経験から災害が起きた時では対応が出来ないという事は周知の事実です。
政府の災害時対策ガイドでも「平常時に応急仮設住宅の必要数を割出し、その数に見合う建設予定地を確保しておくこと」としています。
安全・安心な佐倉市を築くため、佐倉市全体に仮設住宅予定地を確保していく様要求していきます。

令和元年〜令和4年までの市議会での質疑応答概要

■児童登下校時の安全対策

児童の登下校時の安全対策、特に国道296号と京成電鉄踏切付近の危険性を提議
⇒ 勝田台4号踏切付近の横断歩道移設と通学路の安全確保実施済み、踏切幅員を広げ踏切内の歩道確保は検討中。

■敬老会開催費用の予算化

数多くの高齢者が参加され、多くのボランティアの方々が協力している。敬老フェスタの拡充のため、開催費用の予算化を求めた
⇒ 今まで佐倉を支えて頂いたお年寄りに答えるためにも議会で検討していく。
⇒ 予算化され支援金が出ることになった。

■西志津多目的広場の利用状況

西志津多目的広場の利用状況について市の認識を確認した
⇒ 大勢の方々や団体など、幅広い世代に利用され、市民の健康、体力向上に寄与している。広場は地域のコミュニティーの場ととらえている。

■広場の維持管理

駐車場の雨水対策、広場の維持について市の対応を問いただした
⇒ 市は駐車場の水たまり解消に向けて関係部署と協議することになった。なお、広場の今後に関し、市は売却の予定は無いことを確認
⇒ 今後球技が行える広場にすることを検討することとした。

■西志津多目的広場の防災時利用計画

多目的広場の防災時利用計画について確認した
⇒ 大規模災害時における応急仮設住宅予定地であると共に災害時近隣住民の一時避難場所と位置付けしている。平時は防災訓練の場所としての活用も検討中。

■佐倉市の防災対策

現状4種類の震災、災害、ハザードマップを包括し、見やすくすることを提案
⇒ 情報を効率的にみられるようマップ作成を検討する

■火災に備える火災防災マップの作製

火災に備える火災防災マップの作製を提案
⇒ 火災マップは消防に常備されているが、消防組合と協議する。

■住宅耐震、屋根・外壁診断の補助制度

住宅耐震、屋根・外壁診断に対する補助制度の啓発への取組みについて質問
⇒ 市のホームページ、「こうほう佐倉」への掲載ほか、耐震相談会や産業まつり、防災訓練などで窓口相談に努めている。

■佐倉市の財政健全化

議案第2号:議員報酬及び特別職の給与削減案に賛成。コロナ禍における財政調整基金が目減りする状況下、議員、市⾧、市職員の給与削減、議員定数の削減も考慮が必要

■環境保全 循環型社会の構築

・4R(ReFuse, Reduce, Reuse, Recycle)を基軸として循環型社会を構築するうえでの廃棄物対策について市の取組を確認
⇒ 廃棄物基本計画に基づき、4Rを基本に掲げてオール佐倉で循環型社会の形成を目指している。

・分別ゴミ収集は4Rの市民啓発に有効な手段。 分別ゴミ収集の効果について市の見解は?
⇒ 4Rは大変有効であり、減量化や再資源化への積極的啓発に努める。

・環境美化運動で市民団体や子供達がゴミ拾いを実施している。市の考えを問う
⇒ ご協力の市民に感謝する。
⇒ 佐倉市全体で美化運動を啓発して、ごみ焼却場の軽減化を図る。

・佐倉市の地球温暖化対策への取組について確認した
⇒ 市民、事業者、行政が一体でゼロカーボンシティ達成に向け市環境基本計画の見直しを進め、脱炭素の施策を検討する。

・スプレー缶の穴開け処理、安全な収集と穴開け方法の検討をすべき
⇒ 処理過程で発火が発生している。各家庭に器具を使用して中身を空にして排出するように周知している。
⇒ (市民に穴あけ処置が認知されていない、ポスター、回覧板やちらしなどで周知を図るべき)

・ごみ排出量は7割以上が生活系ごみ、年間1万トン削減を計画しているが達成には市民の協力が必要である。市の方策を確認した
⇒ 市民、事業者、市が協働し、排出抑制、減量化等の取組を進める。ゼロカーボンを達成するにはホームページや広報に掲載しただけでは周知徹底出来ない。行政が自治会などに足を運び、事細かく協力要請を願うことが必要である。