私の目指すもの

人に優しい街づくりを実現させるため、以下の方針で活動しています。

【1】住み良い環境づくり

■児童登下校時の安全対策

児童登下校時の安全見守りをすると共に、行政に危険場所の改善を求め児童交通路の整備を行っています。

国道296号と京成踏切付近の児童通学路の危険性を提議し、勝田台4号踏切脇の横断歩道移設工事(児童通学路側に合わせて移設)を完了。

勝田台2号踏切と4号踏切付近における狭く危険な道路に、児童安全通学路カラー舗装を完了。

なお、2号踏切、4号踏切供に踏切内の幅員が狭く、歩行者が常に危険にさらされています。踏切内歩行者安全確保の為、踏切幅員の拡張を要請しており、拡張に向け検討中です。

■スポーツ広場・災害時避難場所の整備、拡充

西志津スポーツ等多目的広場は、市民の健康維持・向上の場として、ドクターヘリの発着場として、人々の命を支える重要な地点です。また、非常用発電機を備えたトイレ・給水施設を持つ広場で、大規模災害時の仮設住宅利用地として住民の重要な広場であります。

平常時は市民の健康維持・向上の場として多くの市民が集い、ドクターヘリ発着場として人々の命を繋ぐ重要な場所です。この様な多目的施設・仮設住宅建設可能地をモデルにして佐倉市の全ての大規模災害予測地域に拡充させ、より安全・安心な佐倉市を作ることこそが今の佐倉市政に求められていることなのです。

他の市では大規模災害時に対応可能な多機能施設の建設が急務であるとして、新たに整備を始めたところもあります。西志津多目的広場の様な避難場所を兼ねた安全な公園・広場を佐倉市全体に拡充することを行政に提言します。

【2】自助、共助、公助の連携強化

■施設に頼らず、自宅での自活(自助)の推進

高齢になっても健康を維持し、自立できる佐倉市を目指します。例えば、佐倉市では身体障害者又は寝たきり高齢者登録台帳に記載されている方を対象にタクシー利用割引制度を適用していますが、免許証を返納された高齢者自立世帯に対しても適用を広げるなど、行政が自活を支えることを提言します。

■共に支えあう社会の構築(共助)

日本では昔から近隣の人達が共に支えあう社会が構築されていました。経済が豊かになったせいか個人主義が独り歩きを始め、互いに干渉してはいけない様な風潮になってしまいました。本当にこれで良いのでしょうか?
同じ地域に住む方々が挨拶しあい、互いが協力し合い、喜びや悲しみを共有してこそ安心・安全な社会が構築できると思います。良き習慣を残し、悪しき習慣を切り捨てて、より良い未来を創ろうではありませんか。

■家庭内高齢者介護への公的支援

高齢者介護を家族内で行っているケースがあります。介護する方は仕事と介護を両立出来ず生活が苦しいケースがあるようです。また、最近はヤングケアラーも問題となっています。同居者が高齢者介護を行っている世帯に対し、介護保険金支給や介護補助金などを支給し家庭内自立介護の支援が出来るよう提言します。

【3】健康寿命の推進

高齢化が進む今、近隣住民同士の相互理解と協力が必要であります。 出会った人々が自然に挨拶し助け合う楽しい地域、好きな行事やイベントに誘い合って参加できる地域、楽しく出歩くことが出来る安心な緑豊かな地域を作ることが健康寿命を促進すると信じます。

各地の公園や広場では、地域ボランティアの手で草刈りや花壇作りなど整備・維持管理されている公園や広場が多くあります。そこでは家族連れや子供達が訪れ、ランニングやボール遊びをする市民の憩いの場所、交流の場となっています。

市民の協力を大事にしながら、行政と一丸となってこれらの公園・広場を大事に活用することこそが次の世代に引き継ぐ豊かで健康な佐倉市づくりになると考え、行政の参加と支援を提案しています。

【4】災害・防災に強い街づくり

■防災意識の高揚

万ーの災害に備えて市民の防災訓練はとても大切なことです。市民の多くの方が参加する防災訓練にするにはどうすればよいのだろうか?
高齢者から子供まで参加したくなるような防災訓練、例えば避難場所への避難路は本当に安全なのか、避難路の安全性のチェックシートを作って危険個所をチェックし、避難ルートの安全性の確認や危険個所のリストアップをするなど、ゲーム性を取り入れた参加したくなるような避難訓練を行い、避難路の危険個所の改善や防災マップの改善などを進めていきます。

【5】SDGs(持続可能な開発目標)を念頭に置いた循環型社会の構築

近年、SDGsという言葉をよく耳にします。「Sustainable Development Goals」の頭文字をとり、持続可能な開発目標を意味しています。「将来の世代のための環境や資源を壊さず、今の生活をより良い状態にするための目標」という事になります。

具体的には再利用可能なものは再利用して環境や資源を守っていこうという事ですが、これを実現する為には行政や企業の努力もさることながら、私たち一人ひとりの意識や行動も重要になります。

身近なところでは市民の方々にはゴミ出し時の分別が求められ、再利用可能なものは処分場から業者に引き渡されています。しかしながら、ゴミ処分場を視察してみると、可燃ごみの中に資源ごみ(ペットボトル、缶、瓶等)や危険物(スプレー缶や使い捨てライター等)が混入されているケースが多々あり、処分場ではごみの再分類を人の手で行なわざるを得ない状況でありました。ごみ処理担当作業者は不衛生で危険な作業を強いられているのが現状です。

ごみ処理自動選別機の導入なども考えられますが、設備費も莫大で市で対応できるレベルではありません。いずれは自動選別機の導入を考えるべきですが、今は個人レベルのごみ出し時にゴミ分別を徹底してもらうことが必要であります。

佐倉市では6種類のゴミ袋を住民が購入し、ゴミの種類毎に分けてゴミ出しをしていますが、ゴミ分別の負担が大きいためか徹底出来ていないように思われます。隣の八千代市ではビン、缶、ペットボトルなど資源ごみは直接収集籠に入れるという住民にとって負担の少ない方法が取られています。ゴミ処理場の視察や他都市のゴミ処理方法を調べるなどして最適な方法を議会に提言します。

【6】無居住化問題(空家対策)

空き家問題は、この佐倉市のみでなく、社会全体の問題です。
他の市では既に行っている3世代同居・隣居・近居世帯に対する助成金制度などは、高齢独居者の減少と空き家減少にも繋がる筈です。現在ある空き家に関しては、子育て世帯が購入しやすいようリフォームや建て替えに助成金を出すなど、空き家対策制度を提言していきます。